スーパーのアルバイトをする時に好きな部門を選べって言われても、中身がわからないんじゃ選びようがないですよね。
というわけでスーパーで1年近くアルバイトをしていた経験のある僕がそれぞれの部門ごとの仕事内容とおおまかな特徴をまとめてみました。
キツイ部門
正直、他の部門と時給が同じであればわざわざ希望する理由がない。
めちゃくちゃ忙しいというわけではないが働くうえで厄介な要素があったりする。
とはいえ、仕事がある=暇しない ということなのでやりがいがあると言えばある。
レジ
その名のとおりレジでお客さんの相手をする仕事。
店によってはレジの部門だけ時給が高いこともあるのできついとは言え、やりがいがある。
メリット
- 力仕事や、何時までにこれをやるということが基本ない
- レジの経験があると他のバイトでも採用してもらいやすい
基本、お客さんの相手をするだけなので時計を見て仕事をすることはあまりない。
とはいえ日によっては買い物カゴの交換とかがあるのでその日だけはレジは普段より忙しい。
デメリット
- 明らかにやばいお客さんの相手もしないといけない
- 感染症にかかるリスクが高い
- お客さんがいつ来るかわからないから気を抜けない
お客さんの中には極端に不潔だったり、変な人もいる。
そういう人たちの対応もしないといけないのが精神的につらいところ。
あと、硬貨を頻繁にさわったりたくさんのお客さんと接触することになるので感染症にかかるリスクも高い。
ただ、力仕事とかは無いので体力的には楽な方。
惣菜
主な仕事は、惣菜を揚げてパック詰めしたり売り場に出ている惣菜に値引きシールを貼って陳列したりすること。
メリット
- 暇にならない
- フライヤーで揚げる作業に慣れていると他のバイトでも役に立つ
スーパーのバイトはわりと暇な時間があるが、惣菜は忙しいためそれほど暇になることがない。(どちらかというとデメリット)
暇な時間が嫌な方は惣菜を希望するのも手ではある。
実際、暇な時間はやることを探さないといけないのでけっこう疲れます…
唯一のメリットとして、フライヤーを使う経験が積める。
フライヤーを使うバイトは飲食関連ならわりと多いので、そういった経験があれば採用してもらえる可能性は高くなるかもしれない。
デメリット
- シンプルに忙しい
- 作業場の掃除も仕事に含まれる
- 暑い
- 臭いがつく
正直な話、どう考えてもデメリットの方が多い部門。
ただでさえ忙しいのに暑いとなると、夏とかはただの地獄。
時給が他の所より高いなら考えるかなーというくらい。
鮮魚
寿司や刺身を盛りつけたり、魚に値引きシールを貼るのが主な仕事。
仕事自体はそこまで忙しくないが、魚をさばく場所はけっこう寒い。(体感的には秋の夜くらいの冷たさ)
メリット
- 仕事はそれほど忙しくない
- 夏は涼しい
売り場が狭いので、値引きとかも楽。
作業場の温度が低いおかげで夏はとても快適(なお冬…)
デメリット
- 魚の匂いがきつい
- 寒い
この2つのデメリットがきつい。
冬の作業場はけっこう寒いです。厚着をした方がいいかも。
あと、魚の匂いが嫌いな方にとってはかなりきつい環境。
逆にこの2つが気にならないならむしろ楽な部類の仕事ですね。
楽な部門
比較的楽といえば楽な部門。
楽と言っても上で紹介した部門と比べてデメリットが少ないというだけで忙しさには大差ない。
食品(グローサリー)
食品の陳列、品出しが主な仕事。
一応、店に届いたものは全部陳列を終わらせないといけないが、それさえ終わってしまえば後は暇になるので、適当に陳列棚の整理整頓をしてシフト終わりまで時間をつぶす。
メリット
- 匂いがつかない
- 部門自体の人数が多い(店による)
食品を調理することがないので匂いがつくことはない。
あと、複数人でシフトを組むのが基本の部門のため、部門の人数が多い。
人数が多いとけっこうシフトに融通がきくので店長に「この日出れたりしない?」なんて聞かれることがほぼないのがすばらしい。
デメリット
- 人が少ない日は忙殺される
- 売り場に出ている時間が長いのでよく品物の場所とかを聞かれる
グローサリーの仕事は複数人でやることが前提なので、何かの事情で自分ひとりになったりすると仕事が多すぎてほぼ確実に終わらない。
あとグローサリーは他の部門と違って売り場での仕事がメインなのでよく品物の場所を聞かれたりする。
大体、1日に0~2回程度ですかね。
青果
野菜を切ったり、袋詰めしたり、陳列したりする仕事。
作業場での仕事の時間が多いので接客をする機会が少ない点も◎。
メリット
- 暑かったり寒かったりすることがない
- 匂いがつかない
- 接客をする機会が少なくて済む
作業場での仕事が長い部門は、鮮魚、惣菜、青果の3つだが、この3つの中で青果だけが作業場の温度だったり匂いに悩まされることがない。
そういう意味ではけっこうお得。
デメリット
- 重いものをもつ機会が多い
箱に詰められた大量の野菜、果物を運ぶ機会がわりとあるので力仕事の側面がある。
力に自信がない人はけっこう苦労するかもしれない。
スーパーのバイトでキツイ部門と楽な部門をまとめてみた|総評
この記事ではキツイ部門、楽な部門と分けて紹介しました。
しかし、キツイ部門として紹介したものが極端に大変というわけではありません。
仕事をするうえで多少厄介な要素があるというだけで、それが気にならないならむしろ自分に向いてると考えてもいいでしょう。
それに細かい仕事内容は店によって違ったりもするのでキツイとか楽というのもあくまで目安程度にとらえておくのが無難だと思います。
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