なんというか、世の中の風潮的に「自炊してる人=偉い、自炊してない人=だらしない」みたいなものがありますよね。
ただ大学生活を3年以上過ごしていた感想としては、「ぶっちゃけ自炊ってあまり必要ないんじゃない?」というのが正直なところです。
大学生でこれから自炊しようかどうか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
大学生は自炊しなくていいです
結論から言うと自炊はしなくても全く問題はありません。
正確には後で説明する最低限のことだけはできた方がいいですが、気合を入れた料理を毎日つくるのはぶっちゃけ時間の無駄です。
料理が趣味というわけでないのなら、食事はできるだけ手間をかけずに用意できると勉強や遊びの為の時間にも余裕が生まれます。
理由①自炊の節約効果はわりと微妙
「自炊で少しでも節約した方が賢い」なんて言う人がいたりしますが、私からしてみればその人たちが賢いとは到底思えません。
実際に自炊せずにご飯を用意してみるとわかりますが、平均100~200円でそれなりのご飯を用意できるので自炊で同じようなメニューを揃えても値段は大して変わりません。
なんなら一人暮らしの自炊だと量の調節が難しいので、昼と夜で同じメニューになったりとかしてなんというかだるいです。
本気で自炊すれば多少の節約にはなるかもしれませんが、そこまでの労力をかけるならバイトのシフトを増やせばいいよねという結論に落ち着きました。
冷凍食品とかが万能すぎて自炊のメリットが薄いんですよねぇ。
理由②実は自炊してる人ってそんなにいない
下記のサイトの統計によると、毎日のように自炊をしてる大学生は15%しかいません。6~7人に1人の割合です。
リンク:1人暮らしの学生に緊急アンケート。日常的に自炊している学生は15% | Students Lab (smart-campus.jp)
たまにする学生は27%なのでそれ以外、つまり半分以上の大学生はほとんど自炊をしていないことになります。
大学生と言えば自炊みたいなイメージがあるかもしれませんが、実際にはしない人の方が多数派なんですね。
だから、「自炊をしないとダメなのかな…」と気に病む必要はないかと。
理由③料理ではお金を稼げない(そういう職業の人以外は)
料理ができると周りの人から「すごいね~っ」と褒められたりはしますが、正直なところ料理が多少できたところで趣味の域を出ないよね?という感じが強いです。
効率厨っぽい考え方かもしれませんが、英語やプログラミングみたいなスキルなら得意だと収入につながったりするんですが、料理が多少できたところで…ってなっちゃうんですよね。
趣味としてやる分には素晴らしいと思いますが、我慢してまでやるほどのことではないかな。
筆者の大学での食生活はこんなかんじ
参考までに筆者の食生活を載せときます。
興味が無かったら読み飛ばしていただいてかまいません。
カンタン飯①ウイダーインの安いやつ
ウェルシア(24時間営業の薬局)とかそこら辺のスーパーで買える1本90円くらいの安いウイダーイン。
野菜不足になりがちなので、自分はビタミンのやつをよく飲んでます。
カンタン飯②青汁
スーパーとかウェルシアで売ってる1.6Lで250円くらいの青汁を1週間に2本くらいのペースで飲んでます。
野菜不足を補う要員2号。
カンタン飯③冷凍チャーハン&他冷凍食品
困ったときの冷凍食品。
冷凍食品って日持ちがいいし、安いしでコスパいいんですよね。
冷凍チャーハンはマジで美味い。
カンタン飯④外食
頑張った日は外食して自分を労う…!
大学近くはけっこう食べ物屋さんが多かったりするので、わりと楽しめると思います。
カンタン飯⑤セブンのチンご飯+適当なおかず
チンご飯の上に納豆とかふりかけとか適当なおかずを乗せて食べます。
納豆は茶碗で食べたら洗い物がめんどくさいかもしれませんが、チンご飯なら洗い物は箸だけで済むのでかなり楽です。
セブンのチンご飯はなぜか1パックあたりの値段がスーパーとかで売ってる他のチンご飯と比べてかなり安いのと単純に家から近いのがあって愛用してます。
カンタン飯⑥自家製ローストビーフ丼
スーパーで390円くらいのローストビーフを20%引きで買ってきて、家にあるご飯に乗せて食べます。
合計で400円くらいですかね?外食で食べるローストビーフ丼は500~700円するくせに量が少ないのでこのやり方で作った方がはるかに安くておいしいです。
ちょっと贅沢したいなって時におすすめのメニュー。
どんぶりで食べるとお店で食べてる感が味わえます。
カンタン飯⑦食パン+α
最強に安いコスパ最強の食事。栄養には気をつけて!
欲しいものがあったりして贅沢をしちゃってお金が足りなくなった時におすすめ。
ジャムと食パンこみでも2枚なら1食100円もしません。絶対に自炊よりも安い。
カンタン飯⑧カップ麺
定番ですよね。たまにラーメンが食べたくなる時に食べてます。
日持ちするのがすばらしい。
ただカップ麺はマジで体に悪いので、だるくて何もする気が起きない時の非常食くらいに思っておいた方がいいかもしれません。
カンタン飯⑨もやしをゆでただけのやつ
スーパーで売ってるもやしをゆでるだけです。
もやしを洗って鍋にぶちこんだら、あとはゆであがるのを待つだけなので実際の作業時間は3分もかかりません。
しばらく野菜を食べないと体が野菜を求め始めるので、そのタイミングで食べてます。
モヤシは10~20円で買えるのでお手軽なのも素晴らしいですね。
自炊のメリットは?
マイナスな面ばかりに触れてきましたが、じゃあプラスな面はなんでしょうか?
個人的に自炊のメリットは節約ではなく、むしろ健康とか周りからの評価にあると思っています。
モテる
今の時代、家庭的な人間というのは男女問わずモテます。
料理ができるというのは、それだけで恋愛市場における1つの武器になるのでモテ男・モテ女を目指したい方はある程度料理ができておくといいかも。
自炊トークができる
要するに、自炊を話のネタにできるってことですね。
このあたりは大学生の間だと会話の鉄板ネタだったりするため普段は自炊をしなくても、ほんの少しだけでも自炊した経験があると仲間との話が弾みやすいとは思います。
健康に良い
冷凍食品や外食だけだと、どうしても食べる物がワンパターンになったり、脂っこくなりがちです。
こういった野菜不足を補うために自分も最低限の自炊をするようになった過去があります。
食べたいものを食べれる
やっぱり自分で食べたいものを作れるというのは強いですね。
自炊をしないとなると、どうしても食べるものがワンパターンになりやすいので。
最低限やれた方がいい自炊は?
大学生は自炊しなくてもいいといいましたが、あなたがよっぽど自炊が嫌いというわけでなければ下の①と②だけでもできるようになっておくことをおすすめします。
理由としてはシンプルに、コスパがいいからです。
ご飯を炊くようにするだけでも1か月で1000円~2000円の節約になるのかな?
「1日たった5分の作業で1か月2000円が稼げます!」っていうと胡散臭いですが、実際そんなかんじですね。
あと、簡単でもいいから野菜を調理できるようになると、ふと「野菜が食べたいな~」って思ったときにすぐ野菜を食べられるので大学生活が楽しくなります。
①お米を炊く
いくらチンご飯があるといっても、流石にお米は炊いた方が安いです。
白米なら、米を洗って炊飯器で炊くだけなので慣れたら5分もかかりません。
筆者は洗い物が面倒なので、米を炊く日はご飯を韓国のりで食べてます。
納豆とかふりかけで食べると絶対に茶碗洗わないといけないですからね…
お米をメインで食べる人はお米だけでも炊けるようになっておくと、長い大学生活の中で財布に余裕ができてくると思います。
②もやし等の野菜をゆでる
ほとんどの野菜はゆでるだけでそれなりに食べれるようになります。
気の利いた調味料なんて使う必要はありません。
「野菜はゆでれば食える」 これだけでも覚えておけば最低限困ることはないです。
ふと野菜が食べたくなった時にすぐ実行に移せるという選択肢が増えてからは、食生活に物足りなさを感じることが自分の中で激減しました。
③もやし等の野菜を炒める
これはぶっちゃけできてもできなくてもいいですが、ある程度自炊に興味があるのなら野菜を炒められるようになっておくといいかも。
大体の野菜は炒めるとおいしくなります。つまり野菜をゆでる&炒められれば野菜はほぼ攻略したも同然ですね!(実際、一人暮らしの自炊なら困ることはまず無い)
鍋にしく油は、スーパーでもらえるラード(肉コーナーにおいてる白い塊みたいなやつ)を使うと無料で調達できます。
野菜を炒められるようになるとある程度自炊してる感を出せるので最低限の世間体を保ちたい方はこのラインを目指すといいでしょう。
結論:自炊はしなくても問題ない!ただ、ある程度はできた方が便利
毎日毎日、義務感のように自炊をする必要は全くありません。
めんどくさいなら一切やらなくていいと思います。
ただ、「野菜炒め」のような簡単な料理だけでも作れるようになっておくと、ふと外食じゃない料理を食べたいと思った時とか、その場のノリで自炊トークをふられた時とかに色々と便利です。
できないとやらないは違うってかんじですかね。
最後まで読んでいただきありがとうございました~。
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